お盆に考えること

こんにちは。ボンボンナチュラです🍀

今日はお盆の中日、終戦日でもありますね。

 

先日の盆の入りの朝、サロンに出勤した時に

モンシロチョウがやってきて

トノサマバッタもやってきて

しばらくの間玄関の周りを飛んで、跳ねていました。

 

ご先祖様かな、と勝手に思っていると

気持ちがとてもほっこりしてきて

掃除もとても軽やかにすることができました(笑)

 

年齢を重ねるにつれて

父母・・・

祖父母・・・

曽祖父母・・・・

と、代々繋がれてきて「私」がいる、

ということを強く感じるようになってきました。

 

特に、祖母を自宅で看取った時は

「いのちって、繋いでいくものなんだ。私って、生かされているんだ」

という思いが内側から自然と湧き上がってきて

「生かされている」という言葉がスーっと

吸収されるように理解できたように思いました。

 

解剖学者の三木成夫さんが

著書の中で

「いのち」について書かれてるところがあって、

その文章を読むと

日々の悩みが小さく思えてきたりします。

 

・・・・・

 

「いのち」という言葉には二つの意味があり

一つは、「個体の生存期間」という意味で

私たちが生まれてから、

息を引き取るまでの

われわれが息をしている期間

 

もう一つは

生物を連続させていくもとになる力

つまり、生物に親子代々の連続があり

それは、およそ三十億年に渡る

絶え間のない連続であったと言われている

 

一瞬として跡絶えることのない

波状に伝わっていく、そこになにか

その波がいつまでたっても

絶えることのないような

何か奥深い力が働いているのではないか

 

・・・・・・

 

日頃、私たちが意識しているのは

圧倒的に前者の捉え方だと思います。

 

でも、後者の視点も

忘れてはならないことですよね。

 

自分が存在していること

健康であることは

決して当たり前のことではないのだな、

と思わずにはいられません。

 

絶え間なく続いてきた連続の先っぽに

自分がいるわけですから

 

そう考えると

自分を粗末に扱ったりしてはいけないんだ、

と思えるようになってくるのかな、

と思います。

 

こんな時代だからこそ

いのちって、なんだろうね

と、改めて考えてみることは

人生を豊かに過ごすヒントが

自分の中にあると気づくきっかけに

なるかもしれませんね。

 

 

#いのち #自分の存在 #受容 #ボンボンナチュラ